どうも白羽です。個人的に気になったガジェットとゲームについてレビューしています。
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今回はLETSHUOERのDZ4をレビューします。
この価格帯ならお気に入りのイヤホンです。
まず初めに結論から
- 女性ボーカルメインの曲をよく聞く人
- 温かい音が好きな人
- 高いビルドクオリティの物が欲しい人
こんなところでしょうか。
それでは主な仕様から紹介していきます。
概要・スペック
項目 | 仕様 | 主な
---|---|
ドライバー数 | 3DD+1PR |
ドライバー | 6mm チタン ドーム ダイナミック ドライバー3基+ 「R-Sonic」パッシブ ラジエーター1基 |
形式 | セミオープン |
周波数帯域 | 20 – 40,000 Hz |
感度 | 104 dB |
インピーダンス | 12Ω |
付属ケーブル | 4芯216芯、直径0.05mmの銀メッキ銅ケーブル。 |
端子 | 0.78mm 2-pin |
ハウジング素材 | 樹脂シェル+アルミ合金製フェイスプレート |
付属品 | イヤーピース2種類3サイズ | 収納ケース
ドライバー
各ハウジングに3基の6 mmチタンドーム式ダイナミックドライバーと1基の6 mmパッシブラジエーターを搭載し、ユニークな “3DD + PR” 構成を実現。
3 つのダイナミック ドライバーがそれぞれの役割を果たし、優れた高周波性能、高速な過渡応答を実現し、3 倍の音響エネルギーを放出します。
DDなんていくら積んでもええんやで
音響設計
四つの物理音導管+2ウェイクロスオーバーの設計を使用。低域にはパンチがあり、バランスの良い量感。中域には密度感があり、広がりのある音場感を持っています。高域には明瞭感があり、伸びの良さも感じられます。
筐体・ケーブル
本体はHeyGearsと協業した3Dプリント樹脂とCNC切削アルミによるセミオープン構造。外観は陶器のような質感で指紋も目立ちにくい仕上げです。
ケーブルは銀メッキ銅の216本編み込み3.5mm、柔軟で耐久性の高い設計。端子は0.78mmの2ピン着脱式。
リケーブルして4.4mmにするととても良き
実機レビュー
外観・付属品
開封するとイヤホン本体とイヤピがS、M、、L各々1ペアがバランスとボーカル重視の二種類、収納ケースがついています。
イヤホン本体は、3Dプリンタで作られた樹脂筐体に高級感のあるアルミフェイスプレートを張った感じ。
フェイスプレートには稲妻状のような穴から、オレンジ色のフィルタが見える。
カラーリングがとても良く、可愛い。こういうのもっと下さい。
イヤピはよくあるタイプかな。割愛。
収納ケースは、LETSHOUER製品によくあるマッド加工のさらさらしている丸いハードケース。
余計な柄がなく個人で気に好きです。汚れが目立ちやすいのは玉に瑕。


接続端子は0.78mmのフラット2-pin。まあよくあるやつ。

本体重量は片耳(イヤピ込み)「5.6g」と平均的。

ノズルは「6.0mm」
結構太目で、イヤピ変える場合は注意が必要。
またノズルフィルタが無いためゴミが中に入る可能性がありそう。

装着感はこんな感じ。多分この子耳が小さそうです。
3Dプリンタ製のおかげか装着感はとても良いです。耳にちゃんとフィットします。


音質

視聴環境
- DAP:FIIO M21
- アプリ:Amazon Music/youtube
- イヤーピース:ペンタコン コレイル AL ALLOY
- ケーブル:NICEHCK MixDNA
このイヤホンとケーブルのカラーリングの完成度の高さ
手持ちのFIIO M21を使用してのAmazon Music・youtubeで視聴してみました。
印象としては中音域が厚く、音場も広いボーカル楽曲向きのイヤホンだと思いました。
俗にいうかまぼこ型の傾向。
どの音域も全体的に自然な暖かみを感じ、とてもクリアな表現になっています。
3DD採用の良さが遺憾なく発揮されています。
その中でも中音域がとてもきれいに出ており、ピアノ楽曲との相性は抜群。
高音も滑らかであり、シャリシャリ耳に刺さることもありません。
唯一超重低音は弱め。がっつりベース、バスドラが前に来ている曲だと力強さが足らないかも。
暖かいながら、音の解像度・分離感も悪くなく、埋もれがちな中音域の楽器もしっかり聞こえてきます。
総評としては、10000円前後のイヤホンの中だとトップクラスの音場の広さと中音域を生かしたリスニングイヤホン。
特に女性ボーカルの楽曲聞く場合はおすすめ。
評価まとめ
- カラーリングが可愛い
- とてもクリアな中音域
- 広めの音場
- 3Dプリントを生かした高いビルドクオリティ
- 付属品も豊富
- 4.4mm接続にリケーブル必須
- 女性ボーカルメインの曲をよく聞く人
- 温かい音が好きな人
- 高いビルドクオリティの物が欲しい人
上記の人にとって、かなり優れた選択肢といえるでしょう。